নির্বাচিত পোস্ট | লগইন | রেজিস্ট্রেশন করুন | রিফ্রেস

片口聞いて公事を分くるな

片方だけの言い分を聞いて判決してはいけない。原告と被告の両方の言い分を聞いて、公平に判定を下さねばならないということ。

katakuti

片方だけの言い分を聞いて判決してはいけない。原告と被告の両方の言い分を聞いて、公平に判定を下さねばならないということ。

katakuti › বিস্তারিত পোস্টঃ

彼は、ともすれば

১১ ই ডিসেম্বর, ২০১৩ রাত ১০:৫৪

 彼は、ともすればみだれ立とうとする心を、じっと抑えた。老僧が、薪束を右の肩に担いでいるために、右の顎が隠されているのこそ幸いである。彼は、その右の顎を見まいと思った。ちょうどその時に彼は広い道へ出た。彼は老僧の方を振り向きもしないで、一目散に駆け抜けた。

 が、天道は皮肉に働いた。昼時の行斎が終って、再び薪作務が始まったときである。彼は、燃え上ろうとする妄念の炎を制しながら、薪束を作っていた。彼は不足している薪を集めようとして、周囲を見回した。四、五間かなたに生えている榧の木の向うに、伐られたその枝が、うず高く積まれているのを見出した。榧の木の下を潜って、彼が向う側へ出た時である。今までは、心づかなかったその木陰に、昼前の老僧が俯向きながら薪を束ねている。と思った刹那、老僧は彼の足音をきいて半身を上げた。彼は、嫌でもその顎を見ずにはいられなかった。傷が古いために色こそ褪せていたが、右の口元から顎にかけて、かすった太刀先がありありと残っている。

「おのれ!」

 彼は、口元まで、そんな言葉が出かかった。が、彼の道心は勝った。彼は一瞬の間、老僧を見つめると、踵を翻して自分の薪束の所へ帰った。 女性の薬剤師

মন্তব্য ০ টি রেটিং +০/-০

মন্তব্য (০) মন্তব্য লিখুন

আপনার মন্তব্য লিখুনঃ

মন্তব্য করতে লগ ইন করুন

আলোচিত ব্লগ


full version

©somewhere in net ltd.