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片方だけの言い分を聞いて判決してはいけない。原告と被告の両方の言い分を聞いて、公平に判定を下さねばならないということ。
最後に、現代の日本語のみじめな性格のひとつに、「はっきりものを言う」ことを憚るような調子が、どことなくひそんでいるのを、僕は数えたい。
これは文章でもそうですが、ことに対話の場合、無意識に使う言葉の「アヤ」にそれがみられます。
相手とまったく反対な意見を述べる時、「それはそうですが」と、一応肯定してかかるのは、いったいなにごとでしょう?
なになには好きですか、と問われて、「好きは好きですけれど……」と、よく条件づきの返事をするひとがいます。
店へ買物にいって、ほしいもののあるなしをたずねたりすると、これに似た返事をきかされることがあります。――なになにはありますか? に対して、「はいございますけれど……」なにが、けれど、なのか、さっぱりわからない。まさか、あれば買うのかと、念をおすわけではないでしょう。
ほんの思いついた例にすぎません。われわれの精神は、これほど、「はっきりさせる」ことを憚るなにものかに囚われているのです。
現代語の問題は、このへんから考えていくべきではないでしょうか。
車やバイクを運転する人をターゲットとしたロードサイド店舗
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