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片口聞いて公事を分くるな

片方だけの言い分を聞いて判決してはいけない。原告と被告の両方の言い分を聞いて、公平に判定を下さねばならないということ。

katakuti

片方だけの言い分を聞いて判決してはいけない。原告と被告の両方の言い分を聞いて、公平に判定を下さねばならないということ。

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さうよ、ありがたくないわ

২৬ শে জানুয়ারি, ২০১৪ সন্ধ্যা ৭:৩১

「さうよ、ありがたくないわ。だから、威張つて云つてるんぢやないけど……」

 素子は、ほんとに淋しさうに云つた――

「たゞ、これはあなたに誓ふみたいなものよ、さうして心配してくださるから……」

「それやどうも……」

 と、幾島は照れたやうに椅子をずらした。

「それやどうもだが、いゝですか、素子さん、その説明を言葉どほりに受けとつたとしてもですよ、あなたの今度の進退について、僕が非難したいと思ふ気持に変りはありません。あなたは主観的にばかりさういふ問題を考へてゐられるやうだけれど、第三者の眼は現象として外部に表はれた事実から、あなたの何者であるかを判断するんです。文華土地株式会社の老獪な社長が、美貌の一女社員に月三百なにがしの給料を払つてゐるといふことは、たとへあなたがどんな腕をもつてゐられようと、あなたの女性としての純潔を保証することにはなりません。断じてならんのです」

「へえ、あの社長とね。第三者は、まさかと思つてくれないかしら?」

 素子はもう正面から相手になる気はしなかつた。

「伯爵でも子爵でもないからですか?」

 幾島も、これも、わざと皮肉を云つたつもりである。

 二人は気まづく黙り込んだ。

「あなたはもう、あたくしのところへなんぞいらつしやらない方がいゝわ」

 と、しばらくして、素子は云つた。 彼女の出かたが

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